明治40年
東京都港区新橋に「村幸板金加工所」を設立創業し、板金加工製品の製造を開始。
大正末期、加工機械を購入、工場を拡張し、軽金属(アルミニウム、エバライト)製品への進出をはかる。

昭和 9年
工場拡張と共に名称を「村幸製作所」と改め、航空機部品(主としてアルミニウム、ジュラルミン)船舶部分品(ステンレス製品)の生産を開始。

昭和17年
3月、資本金15万円にて、「合名会社村幸製作所」とし、軍需品の指定工場として多量生産に乗り出す。
一方、船舶、兵舎等の厨房設備器具の製造を開始。

昭和22年
戦災工場を再建設備し民需に転換、7月調達庁より全国42ヶ所にある米駐留軍用ホテルのステンレス厨房器具製作を命じられ、技術指導を受けて米国仕様によるステンレス新製品の多量生産に移り合わせて一般家庭用、炊飯用具の生産を開始。

昭和23年
「村幸ステンレス工業株式会社」に改組し、東京都中央区宝町に本社を設け、企業内容を一層高め幾多の研究及び改良により優れたホテル・レストラン等の厨房給食設備の新製品を生み、更に努力を積み重ねて事業も逐次拡張。

昭和25年
当社の製品が米駐留軍に認められJPA(在日米軍調達部)JCE(極東米軍中央購買局)より年間契約指定工場となる。

昭和27年
品川工場を新設。優秀な機械購入と長い間の豊富な経験を生かし良心的な製品の製作を始める。

昭和30年
企業内容を高め芝工場を改築、鉄筋コンクリート3階建とし ”MURAKO” 標準型炊事用具組立て工場及び芝営業所を開設、一般需要家の使用に供するため市販。

昭和34年
米国レオナード・ヘイムズ社との間に技術相互扶助協定及び総代理店契約を締結し厨房機械類の輸入及び技術導入開始、国内市場はもとより東南アジアにも広く輸出を始める。
中央区宝町の本社事務所を7階建てに新築し、営業部、商業部、設計部の増員拡充を行い、ホテル、レストラン、学校、工場、病院並びに一般家庭の厨房設計及び施工に力をそそぎ、新しいデザインによる厨房器具の製作に努める。

昭和37年
9月埼玉県南埼玉郡八潮町の6,600㎡の敷地に工場を新設、芝・品川の工場を移転し生産部門を充実。
11月資本金を1400万に増額し一般家庭向標準型炊事用具及びホテル、レストラン等業務用厨房設備の標準型製品を生産。

昭和38年
沖縄国場組と協力して沖縄工場を設置し、当社より技術者を派遣すると共に国内に於いては、東京ヒルトンホテルの厨房設備工事を施工。

昭和39年
札幌パークホテル(ホテル三愛)厨房設備工事、羽田東急ホテル、ホテルニューオータニ等の厨房設備を施工。

昭和40年
当社の技術が各国に要求され、特に東南アジアに需要が多く、マニラに出張所を開設し社員を派遣する。
台北アンバーサーホテル、バンコク・マノラホテル、バンコク・コンカエン大学、マニラ・サントトーマス大学、ペナン・アンバーサダーホテル等を施工。

昭和41年
海外から需要は引き続きバンコク・プレジデントホテル、バンコク・モンティエンホテル、バンコク・インターナショナルホテル、ソウル・ナショナルゲストハウス等を施工。
国内に於ては、東京中野ブロードウェイにカウンターラインのキャフェテリア厨房設備を施工、フードサービスの近代化に尽力。
又、食器洗浄機用洗剤開発のため、米国WRグレース社と共同出資し「日本デュボイス株式会社」を設立。

昭和42年
創業60周年を迎え、4月東京ヒルトンホテルに於いて祝賀式典を挙行。
マニラシェラトンホテル、マニラヒルトンホテル、シンガポール・マンダリンホテル他東南アジア各ホテルの厨房設備を施工。

昭和43年
皇居新宮殿造営に当り共同企業体の一員に選ばれ、大広間配膳室、表御座所配膳室等の工事を施工。
10月資本金を1820万円に増額。米国ゲイロード社その他各社との技術提携により、ゲイロードベンチレーター及びデッシュローアレーター等厨房機器の国産化に乗り出す。
一方近代厨房設備について鋭意研究を重ね、厨房設備の設計に於て国内における最先端の地位を確立する。

昭和44年
九州地区に福岡事務所を設け、福岡ロイヤルのセントラルカミサリーの設備を施工する等、有名各食品メーカーの省力化の要望に応じセントラルキッチンの設備施工等、厨房設備の近代化に尽力。

昭和45年
4月、資本金を2800万円に増額。帝国ホテル新館、万国博覧会のスカンジナビヤ館、アメリカンパーク他の厨房設備を施工。
帝国ホテルに於いては我国で初めて、ゲイロードベンチレーターの設備が建築に組み込まれ厨房換気装置近代化の完成をみる。

昭和46年
高輪プリンスホテル新館、ホテルパシフィック東京、京王プラザホテル等の厨房設備及びゲイロードベンチーレーター工事を施工。
一方船舶厨房設備の近代化を押し進め、日本カーフェリー、関西汽船等の大型フェリーボートの厨房設備を施工。

昭和47年
創業65周年祝典をホテルパシフィックにて挙行。
ホテルグランパレス、鹿島セントラルホテル、東京シティターミナル、近海郵船まりも、広島グリーンアロー等の厨房設備を施工。
海外に於いては、中国及び東南アジアの拠点として香港にMURAKO(HONG KONG)CO,LTDを設立、香港エクセルジアホテル・マニラ・アジア開発銀行等の厨房設備を施工。
また製品の技術向上のため米国トーストマスター社と技術提携し、TKM食器洗浄機を製造開発する。

昭和48年
軽井沢プリンスホテル、下田プリンスホテル、三重大学医学部付属病院、大阪ロイヤルホテル、ホテルオークラ、東京アメリカンクラブほかの厨房設備を施工。
海外に於いては製造拠点として日本・マレーシア合弁のEURAKOINDUSTRIES SDE,BERHADを設立マレーシア政府認可の創始産業として現地工場にて厨房機器の製造を開始クアラルンプールリージェントホテルほかの厨房設備を施工。

昭和49年
1万トン級日本カーフェリー高千穂丸、美々津丸、フェリーボートを完成。
鹿島城山観光ホテル。ホテルニューオータニタワー他を施工。
また海外の優秀な製品を国内に紹介すべくトースターマスター社のワッフベーカー、トースター、グリドル等の販売にと力を入れ業績を拡大。

昭和50年
5月資本金を3500万円に増額。10月海外工事受注拡大を計る為、東京三洋電気と提携。
サンヨームラコーインターナショナル株式会社(S.M.I)を設立。太平洋沿海フェリーいしかり号、だいせつ号(各1万トン)のフェリーボート2隻を完成。
また沖縄ケータリングサービス、霞友会館、 ジャカルタサリ東急ホテル(US400,000-)他を施工。

昭和53年
成田新国際空港5月オープン。当時、規模と設備において世界一と称されていた新東京国際空港に於いて、注目を集めたその一端にコーヒーショップ・レストラン・ホテル等の厨房設備を担当。
ターミナルビル内ARTアビオン、ボンド、サテライトスナック、ロイヤルレストラン、不二家他 東京航空食品(TFK)、レストラン、ケータリング等を施工する。

昭和54年
外食産業の目ざましい発展に伴いデニーズ レストランチェーン、ロイヤル レストランチェーン、他多数を施工。
また、レストラン ファイヤーシステムの本格的販売のため米国アンスル社より技術者を招待し技術講習会を開催、販売網を組織する。

昭和55,56年
5月資本金を4200万円に増額。消防法の改正に伴い一躍当社のゲイロードベンチレーター(グリスエクストラクター)及びアンジェット(自動消火装置)等の需要が増大し聖徳学園1号館、大分医科大学付属病院、小杉会館ザ・エルシー等の厨房設備を施工。
あわせて加賀観光ホテルの厨房設備及びグリスエクストラクター、ファイヤーシステム一式を施工。

昭和57,58年
帝国ホテル新館テナント全店にゲイロードベンチレーターを納入、(株)ざくろの店舗増設に呼応して赤坂店、銀座店の設計施工に協力、続いて仙川ベルエアーガーデンのモダン厨房、浜松町の新しいシンボルとして誕生した東京ガス本社ビルの厨房基本設計、施工を完了。
椿山荘の改装にあたっては従来型のサービス理念を超えた、ニューシステムに基づくバンケット厨房を確立させる。
また、この年特色ある海の幸フランス料理で知られる志摩観光ホテルの各厨房設備を施工。

昭和59年
郊外レストランの新しい脱皮の時に当たり、建築様式の進歩と共に時代に合った若者向けのカジュアルタイプなサービスが要求され、当社もこれに対応して共同開発研究を行う。
銀座に新装になった”天国”本店の施工。(株)エアポートレストランの弥生(羽田空港)の全厨房設備設計施工を行う。
又、ゲイロードベンチレーターの輸出も此の年飛躍的に増大し、数百台に及ぶ各機種を東南アジア諸国に輸出。

昭和61年
越後湯沢地区に新設オープンした神立高原スキー場ゲレンデの一角に建つ瀟洒なレストランレストハウスを施工。
また、卓越したインターナショナルサービスを誇るヒルトンチェーンが大阪に進出するにあたり、当社の技術力が着目されて全厨房を施工。
なお、この年創業80周年式典を行う。

昭和62年
東京ニュービジネスセンターとして赤坂に誕生したアークヒルズクラブの全厨房、及び東京アメリカンクラブの全面改修工事を施工。
また、ゲイロードベンチレーターにおいても常に製品の向上を目指しより広いマーケットを開拓すべく、従来モデルに加えグリスセパレーター(東京消防庁技術基準適合品 社団法人日本厨房機器工業会認定商品No.87-001S-0101)として”GXシリーズ”の販売を開始し、デニーズレストランを始めホテル・レストランに採用される。

昭和63年
リゾート開発がより盛んに行われるようになり、飲食においてもいかに季節感を演出出来るかに重点が置かれ、当社もスキーリゾートに続き、本年は夏場リゾートの本場、沖縄においてラマダルネッサンスリゾート沖縄に着手し、リゾート感覚あふれた多様なメニューに対応したホテル・レストラン厨房を施工。
また厨房防災面で、より一層安全を期するため米国アンスル社より、新型ウェットケミカル自動消火システムを導入、(財)日本消防設備安全センターの認定を取得し(か-167-1号)、消防長基準に適合する”アンジェットR-102”として、その普及販売活動に努める。

平成元年
本格的な近代客船であり“客船元年”といわれるクルーズ時代のスタートにふさわしい豪華客船“オセアニック・グレイス”の船舶厨房設備を施工。
また、21世紀における近畿圏最高の国際コンベクションシティーを目指す神戸の開発構想の一翼を担うホテルとして誕生した、“ホテルオークラ神戸”の厨房を施工。

平成2年
創立30周年を迎えた鹿児島城山観光ホテルの、国際化に向けたリニューアルの一環としての厨房設備改修工事を施工。
また、芝浦ウォーターフロント開発のシンボルとして新設された先進的インテリジェントビル“シーバンス”内のカフェテリアの厨房設備、施工を行う。

平成3年
ホテルニューグランドや目黒雅叙園等の歴史あるホテルの改築工事や、ココス山形、銀座ライオン等の各地の新設・改築工事に伴う厨房設備工事の施工。

平成4年
ホテルレストランの厨房設備工事に加え、天王洲にあるシティバンクの従業員食堂や幕張のワールドビジネスガーデン等の最新厨房を施工。
また、より一層の発展を目指し4月に社名を“村幸ステンレス工業株式会社”より“株式会社 村 幸”に改める。

平成5年
羽田空港ターミナルビル“ビッグバード”新築工事にあたり、従来より実績を認められビッグバード内にある多くのレストランの厨房設備工事を施工。
また、みなとみらい21地区の一画に建造された横浜ランドマークタワー内、横浜ロイヤルパークホテルニッコーなどの厨房設備工事を施工。

平成6年
関西の新しい空の玄関である関西国際空港の関連設備として、関西スカイケータリング施設を施工。
また、オークラアクトシティホテル浜松や、20世紀最後のビッグプロジェクトと言われた恵比寿ガーデンプレイス内サッポロライオンの厨房設備工事を施工。
本年度より、米国クリーブランドに本社を置くクレスコ社と総代理店契約を締結し、クレスコジャパン事業部を設立。

平成7,8年
平成6年度に設立したクレスコジャパン事業部ではホットカートをはじめとして、各種カート類を帝国ホテル大阪・ホテル日航東京・グランハイアット福岡等、最新のホテルに納入し好調に業績を伸ばす。
また、当社が1959年より総代理店として販売しているトーストマスター社のコンベクションオーブンをデニーズジャパン全店に納入する。
サッポロライオンでは、静岡ビール園・仙台青葉通り・新宿エルタワー・マーサ21・池袋サングロウなど多数の厨房設備工事を施工。

平成9,10年
中部地区最大スケールのビアレストランとなるサッポロビール名古屋ビール園造養園や、アメリカ南部をモチーフにした3階建レストラン恵比寿ゼストの厨房設備を施工。
平成10年、創立50周年式典を行う。

平成11,12年
福岡市博多川に沿う下川端地区再開発プロジェクトの拠点となるホテルオークラ福岡の厨房設備及びゲイロードベンチレーターを施工。
臨海副都心アクアシティお台場内にグローバルダイニングが手掛けるグリエンパサージュ、アンナミラーズの厨房設備を施工。

平成13年
流行の発信基地「渋谷」でセルリアンタワー東急ホテルの厨房設備を施工。

平成14年
東京を代表するビスネス街:丸ノ内、その東京駅に直結するパシフィクセンチュリープレイス内FourSeasonsHotelの厨房設備を施工。

平成15年
チムニー株式会社が手がける海鮮居酒屋「はなの舞」の厨房設備を施工。
7月資本金を5500万に増額。

平成16年
日本の表玄関である東京駅前の丸ノ内ホテルの厨房設備を施工。
世界への架け橋となる国際線旅客ターミナルのレストラン厨房設備を施工。
6月資本金を6000万に増額。

平成18年
ミクロネシア諸島の中にある島、ロタ島にロタリゾートカントリークラブのレストラン厨房設備を施工。
六本木の防衛庁跡地に建った東京ミッドタウン、そのシンボルタワーであるミッドタウン・タワーの最上層に位置するザ・リッツカールトン東京の厨房排気フード・ゲイロードベンチレーターを施工。

平成19年
外資系高級ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」の厨房排気フード、ゲイロード、ベンチレーターを施工。
この年4月に創業100周年式典を行う。

平成20年
北海道のヒルトン ニセコ ヴィレッジの改修工事や、リストランテ・ヒロ 梅田ブリーゼータワー店、大阪府寝屋川市西南地域の、ケアハウス ロイヤルライフ・カミダ、神田保育園、かえで保育園などの厨房設備を施工。

平成21年
サッポロライオンが手掛ける「かこいや」、セブン&アイ・フードシステムズが手掛ける「デニーズ」「七福 弁天庵」、チムニー株式会社が手掛ける「はなの舞」「さかなや道場」など多数の厨房設備を施工。

平成22年
大阪御堂筋にセントレジス大阪ホテルの全厨房を設備施工。
この年8月、東京国際空港国際線旅客ターミナルが生まれ変わり、当社でも数店舗の厨房設備を施工。

平成23年
三重県唯一の大学病院、その三重大学医学部付属病院の新病院建設計画に伴う全厨房を設計・設備施工。